人生は夢を叶えるためにあるから
この頃、父の調子があまり良くない
少しずつ身体の機能は落ちてきている
先日から
なんだかやる気が出ない、気力がない
と言っていたが
先日、脳梗塞の経過診療で、MRIをとったら
別のところに脳梗塞ができてたと分かった
すでに脳梗塞の薬は飲んでいる状況でのこと
それでも
まだ歩ける
話せる
食べれる
トイレも行ける
庭仕事もできる
株式市場のチェックもできる
毎朝のご飯の準備も
私のための味付けゆで卵もまだ作ってくれる
一方で
早く歩けなくなった
お酒も飲めなくなった
重いものも持てなくなった
記憶力は落ちた
今日はお風呂のセンをするのを忘れてお湯はりを始めてしまった
田舎の末期がんの兄嫁の見舞いにも行けない
できないことも増えてる
でも
やりたいこともまだあって
できないことは
どうしたらできるか
やりたいことはどうしたらできるか
私たちは
やりたいことをやるために生きてるのだから
その命が尽きるまで
そこに邁進してればいいだけ
だから
父にも母にも私にも
悲壮感はないのね
じゃあ
そのやりたいことをやりましょう
って
計画してる
父のあとやりたいことは
秋の宇奈月温泉に行きたい、ということらしい
じゃあそれまで
体調を落とさないように
日々を暮らして
庭仕事も
株式市場も
土日には競馬も
楽しみながら
大相撲が始まれば
それも楽しみだし
プロ野球の巨人の試合も
甲子園も楽しみにしてる
まだまだ
生きてる限り
楽しいことを楽しむんだ
ってばかりに
父は日々を過ごしてる
それでいいんだって
私は思ってて
だから
それが少しでも心地よく過ごせるように
折に触れて
整体をして
身体の動きの制限を緩和してる
そうやって
騙し騙しでも
自立して暮らして行けることが
お互い幸せだよねって
それでいいよねって
できないことは
お互い助け合いながら
父はまだまだ我が家の現役プレイヤーであるのだ
楽しいことがあって
いい気分でそのまま
あの世に行けたら最高だねって
脳梗塞でいつお迎えが来てもおかしくない
父の前で
父も共に
笑って言える家族であること
それがもしかして
幸せなことなのかな
なんて
ルーティンの朝ごはんの準備をしてくれてる父を眺めて
ほっこりしてる春の朝